オリンピックにSASUKEが採用されようとしているのはなぜ?【近代五種の改正】

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TBSの1997年から放送を続けているテレビ番組「SASUKE」に関して、「オリンピック競技に採用の可能性がある」という事で話題になっていますね!

そこで今回は、オリンピックにSASUKEが採用されようとしているのはなぜか?、その背景について調査した結果をまとめました!

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SASUKEがオリンピック種目に?

まず、こちらの状況の概要が6月27日にTBSから公式発表されました。

近代五種の内容見直しの中で「馬術」を外し、新たに障害物レースを試験導入すると、国際近代五種連合(UIPM)が進めているようですが、

そのテスト内容として、6月末にトルコのアンカラで行われる近代五種ワールド・カップ後のテスト大会においてSASUKEの番組セットを使用できないかTBSにオファーがあったようです

そこで、今回オファーのあった番組セットについてご紹介します。

Wall Flip

こちらは3枚の重たい壁を持ち上げて進む障害で、海外バージョンのSASUKEを含めると重さは毎回違うのですが、

大体50キロ、60キロ、70キロの重さの壁を持ち上げることになっています!

画像引用元:Ninja Warrior Wiki

Parallel Pipes

こちらはパイプを二つのリングに差し込んでから空中ブランコのようにスイングし、着地用の平行棒につかまる障害です!

画像引用元:Ninja Warrior Wiki

SASUKEが採用となりそうな背景は馬術が理由?

SASUKEが採用になりそうになっている背景として、「馬術を維持することが出来ない」ということが大きな要因のようです。

馬術にはコストがかかる

まず、馬術については各国で相当な費用が掛かっているのが実情のようで、様々な国から除外に賛成の声がありました。

ただ、現役選手やOBからは猛反発も受けており、伝統と改革のどちらをとるのか非常に難しい議論となった状況です。

今のところUIPMは馬術除外のスタンスをとっていることから、競技としては改革の方向に向かっていると考えられます。

東京五輪では馬をたたいた場面に批判も集まった?

東京五輪では女子の近代五種馬術において、ドイツのコーチが機種の指示に背いた馬を制御しようとしてたたいた場面が中継され、

激しく批判されたという状況も起きました。過去から、動物に対しての見方が変わっている世の中のため難しいところですね・・・

このような背景から、馬術ではなくコストも大きくかからない障害物の構想が出来たようです。

そもそも、現在の5種競技で確立している背景は?

そもそも、今この5種競技で確定している背景には近代五種創立者のクーベルタン男爵の考えによるものだと言われております。

クーベルタン男爵がこの5種を選んだ背景としては、ナポレオン戦争の歴史にヒントを得たようです。

馬に乗った兵士が剣と銃で敵兵を倒し、泳いで川を突っ切り、走ってナポレオンに情報を伝えたことを競技化したものです

こういった歴史的背景があることからも、近代五種の内容改正には選手からの批判があったり慎重になっていることが分かりますね!

SASUKEがオリンピック種目に採用されるとすればいつ?

このままSASUKEがオリンピック種目に採用される動きが続いたとするのであれば、2028年のロサンゼルスオリンピックから新種目となるようです!

2022年から考えると6年後のため、これからSASUKEの障害対策を世界各国で始めるとすると、まだオリンピック選手になれるチャンスもあるかもしれないですね!

SASUKEのオリンピック採用に関してSNSの声

まとめ:オリンピックにSASUKEが採用されようとしているのはなぜ?【近代五種の改正】

ここまで、近代5種にSASUKEが採用されそうになっている背景に関してまとめさせて頂きました。

・馬術が除外になりそうなことから、コストのかからないSASUKE採用の動きがある。

・馬術除外の要因は、高コストの競技であることや、東京五輪での馬をたたいた中継に対して批判が集まったこと

・もしこのまま採用となれば2028年のロサンゼルスオリンピックからSASUKEは採用となる見込み

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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