NulbarichやSirupのジャンルが近いと感じてる方は多いですが、一体どういったジャンルなのか分からないという声が多いです。
そこで今回はNulbarichやSirupのジャンルについてまとめさせて頂きました
Nulbarichのジャンル
まず、Nulbarichのサイトにおいて記載されている説明は下記の通りでした。
生演奏、またそれらをサンプリングし組み上げるという、
ビートメーカー出身のJQらしいスタイルから生まれるグルーヴィーな音は、
バイリンガルなボーカルと溶け合い、
エモーショナルでポップなオリジナルサウンドへと昇華する。
Nulbarich公式サイト
エモーショナルでポップなオリジナルサウンドということで、中々難しいです・・・
そこで、別のインタビュー記事を読むと、下記のような記載がありました。
──Nulbarichを始めるに当たって、音楽的な面での青写真はあったのでしょうか?
そういうのはまったくなくて。そもそもジャンルを決めていないから、これだけ自由にできるのかなって思います。メンバー全員好きなものを細かく分けていけば全然違うんですけど、
唯一、みんなの共通言語になるのがブラックミュージックなんです。なので、バンド内の落としどころとしてブラックミュージックの匂いを感じ取れる要素が曲の中にあれば、みんなが会話できるっていう感じです。
Nulbarich「Long Long Time Ago」インタビュー
ここではブラックミュージックが共通言語であることが語られております
様々なメンバーがいるNulbarichだからこそ、共通言語となるジャンルがないと方向性がまとまらないのでしょうね。
Nulbarichの曲の中でもこの曲はとくにネオソウル的なブラックミュージック感を感じますね
ブラックミュージックについては下記に解説します。
Sirupのジャンル
続いて、Sirupのジャンルに関してですが、公式に発表している見解は下記のとおりです。
ラップと歌を自由に行き来するボーカルスタイルと、そして自身のルーツであるネオソウルやR&BにゴスペルとHIPHOPを融合した、ジャンルにとらわれず洗練されたサウンドで誰もがFEEL GOODとなれる音楽を発信している。
Sirup公式サイト
Nulbarich同様、なかなか難しいですね・・・
まとめると「FEEL GOODとなれる音楽」というのが結論だそうですが、ちょっと分かりづらいですね
上記見解に出ていたジャンルをまとめると下記の通りです。
・ネオソウル
・R&B(リズム&ブルース)
・ゴスペル
・HIPHOP
すべて広くまとめると、ブラックミュージックであることが分かりますね
ここでNulbarichとの共通項が見いだせました。
代表曲、LOOPも上記ジャンルの融合と踏まえて聞くと、また違った聞こえ方もあるかも・・・
ブラックミュージックとは??
ここで、二つのバンドの共通項であるブラックミュージックに関して調査しました。
音楽用語ダスの情報によると、下記の通りだそうです。
ブラックミュージックとは、黒人のあるいは黒人による音楽である。そのルーツは、アフリカ大陸にたどり着く。
黒人たちによる、躍動的で情熱的なアフリカ音楽は、奴隷となったアフリカ人たちと共に海を渡り、アメリカへ流れ着いた。その結果、ブルースが生まれ、ゴスペルが広がった
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて
黒人達は奴隷として北米にやってきた際に文化的活動の追求も制限されていたそうで、その中で自分たちを表現するコミュニケーションの一つとして音楽が発展していったと言われています。
非常に歴史の深い音楽ですね。
代表的なアーティストといえば、JamesBrownが有名ですね
JamesBrownだとルーツに近すぎると思うので、その後の進化したブラックミュージックも掲載します。
D’Angelo(ネオソウルの代表のような方ですね)
まとめ:NulbarichやSirupのジャンルとは??
以上、NulbarichやSirupのジャンルについてまとめさせて頂きました。どちらもR&BやHIPHOPなど様々な音楽の融合のようなジャンルですが、
かなり広いジャンルで見れば、ブラックミュージックをルーツにしていることが分かりました。
NulbarichもSirupもどちらも絶えず変化していくアーティストのため、
今後はもしかしたらまた新しいジャンルに挑戦するかもしれません。
クリエイティブな二組なので、引き続き素晴らしいFeelGoodな音楽を届けてくれるでしょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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