ヨルシカの新曲「火星人」は、2025年5月9日にリリースされ、テレビアニメ「小市民シリーズ」第2期のオープニングテーマとして注目を集めています!
ファンの間では、「火星人」が過去の楽曲「ブレーメン」に似ているという意見や、ミュージックビデオ(MV)が「左右盲」のシーンと繋がっているという話題が盛り上がっていますね
また、他のヨルシカの楽曲との類似性も指摘されており、ヨルシカの音楽性の進化と一貫性が感じられます。今回この記事では「火星人」の魅力を詳しく探りました!
ヨルシカ火星人は「ブレーメン」に似てる?
「火星人」は、ヨルシカの2024年リリースの楽曲「ブレーメン」や「ルバート」と音楽的な共通点があると、ファンの間で広く話題になっています。
特に、メロディーの雰囲気やコード進行のスタイルが似ているという声が多く、ヨルシカの音楽的特徴が色濃く反映されています。
コード進行の一致
音楽分析サイト「コード進行メモ倉庫」によると、「火星人」のコード進行は「C#m7 → F#7 → B7 → E」というパターンで、キーEにおける6251進行を採用しています。
この進行は、「ブレーメン」や「ルバート」でも使用されており、ヨルシカのジャズ調の楽曲に特徴的な明るく軽快な雰囲気を生み出しています。
Xの投稿で、@ymic39さんが「4度上へ強進行していく6251の進行でブレーメンやルバートと同じ」と分析しており、音楽理論の観点からも類似性が裏付けられています
ファンの声
ファンの反応も熱く、Xでは「火星人」が「ブレーメン」と似た魅力を持つ”スルメ曲”(何度も聴きたくなる曲)として評価されています。例えば、@tanaka___maruさんは「火星人、ブレーメンとかルバートの感じ。。スルメ曲の予感。。。」と期待を込めてコメント(X投稿 @tanaka___maru)。また、@iTHK_456さんは「ブレーメンやルバート超えて過去最高に楽しい曲だった」と絶賛し、特にスネアの抜けの良さやサビの盛り上がりを高く評価しています(X投稿 @iTHK_456)。一方で、@rantetsu369さんは「旧作のルバートやブレーメンぽい」と感じつつ、タイアップに流されない表現を求める声も上げており、ファンの中でも多様な意見が見られます(X投稿 @rantetsu369)。
文学的背景の共通点
「ブレーメン」はグリム童話「ブレーメンの音楽隊」をモチーフにした楽曲で、軽快なリズムと楽観的なメッセージが特徴です(OTOTOY)。一方、「火星人」は萩原朔太郎の詩「猫」を引用し、憧れや理想をテーマにしています。両曲ともヨルシカの文学オマージュ作品としての側面を持ち、音楽性だけでなくコンセプトにも一貫性が見られます。この連続性が、ファンが「火星人」を「ブレーメン」と結びつける理由の一つと言えるでしょう。
項目 | 「火星人」 | 「ブレーメン」 |
---|---|---|
リリース年 | 2025年 | 2024年 |
コード進行 | 6251進行(C#m7 → F#7 → B7 → E) | 6251進行(類似パターン) |
音楽的特徴 | ジャズ調、軽快なリズム | ジャズ調、楽観的なメッセージ |
文学的モチーフ | 萩原朔太郎「猫」 | グリム童話「ブレーメンの音楽隊」 |
「左右盲」のMVと似たシーンがある?
「火星人」のMVは、ヨルシカの2022年楽曲「左右盲」のMVと視覚的な繋がりがあるとして、ファンの間で話題になっています。特に、特定のシーンが「左右盲」を彷彿とさせるセルフオマージュとして注目されています。
共通の部屋シーン
「火星人」のMVでは、女性が部屋の中で本を押さえながら頬杖をつくシーンが登場します。この部屋は、「左右盲」のMVで使用された部屋と同じで、女性のポーズが左右反転している点が特徴です。Xの投稿で、@ve1avunさんが「火星人のここと左右盲のMV同じ部屋だ〜!」と具体的に指摘し、両MVの繋がりを強調しています(X投稿 @ve1avun)。また、@naginecoさんも「セルフオマージュ?左右盲の部屋出てきたのだけわかりました」とコメントし、このシーンに注目しています(X投稿 @nagineco)。
ファンの反応と解釈
この視覚的オマージュは、ヨルシカのMVにおける一貫したテーマ性やストーリー性を示すものとして、ファンから高く評価されています。@yoruaya8さんは「MV見て余計混乱したが!!!笑 火星人踊ってるし、左右盲だし、老人と海だし」と、複数の楽曲の要素が混在するMVに興奮を隠せない様子です(X投稿 @yoruaya8)。このような繋がりは、ヨルシカの作品全体にわたる世界観の深さを感じさせ、ファンがMVを繰り返し視聴する動機となっています。
MVの制作背景
「火星人」のMVは、ヨルシカのn-bunaが原案、監督、アニメーターとして初めて映像制作に携わった作品です(RealSound)。多言語のテキストが登場し、火星人がその中で遊ぶというコンセプトが特徴で、CGクリエイターの森江康太(MORIE Inc.)が共同制作に参加しています。「左右盲」のMVも同様にn-bunaのディレクションによるもので、視覚的統一感を意図的に作り出している可能性が高いです(左右盲特設サイト)。
項目 | 「火星人」MV | 「左右盲」MV |
---|---|---|
リリース年 | 2025年 | 2022年 |
共通シーン | 部屋(女性が本を押さえる、左右反転) | 同じ部屋(女性のポーズ) |
監督 | n-buna | n-buna |
テーマ | 多言語、火星人の遊び | 視覚的ストーリーテリング |
他に似てる曲は?「ルバート」「雨とカプチーノ」など
「火星人」に似ているとされる他の楽曲としては、「ブレーメン」「ルバート」に加え、「雨とカプチーノ」もファンの間で挙げられています。これらの曲は、ヨルシカのジャズ調のスタイルやコード進行のパターンが共通しており、ファンにとって馴染み深いサウンドを提供しています。
「ルバート」との類似性
「ルバート」は2024年に「ブレーメン」とともにアナログシングルとしてリリースされた楽曲で、「火星人」と同じくジャズ調の軽快なメロディーが特徴です。Xの投稿で、@Homeless3_1さんが「火星人、ブレーメン、ルバートあたりのヨルシカやりたい」とピアノ演奏を希望するコメントを残しており、3曲が同じ系列に属していると認識されています(X投稿 @Homeless3_1)。また、@ELDKaponoさんは「ルバートと火星人(451とブレーメン)」を比較し、「別の星で同じ曲を聴いたら」といった詩的な表現で繋がりを示唆しています(X投稿 @ELDKapono)。
「雨とカプチーノ」との類似性
「雨とカプチーノ」は、ヨルシカの初期の楽曲で、ジャズ調のメロディーと独特のコード進行が特徴です。Xの@Re_plagiarismさんが「雨とカプチーノのイントロが火星人の終盤に似てる」と指摘しており、具体的な部分の類似性が話題になっています(X投稿 @Re_plagiarism)。この比較は、ヨルシカの音楽性が初期から現在まで一貫していることを示しています。
その他の指摘
Yahoo!知恵袋では、ユーザーが「火星人」のポップな雰囲気やsuisの歌い出し、サビ前の「分かってください」の部分が他の曲に似ていると感じ、「都落ち」の雰囲気も想起すると述べています(Yahoo!知恵袋)。ただし、具体的な曲名は特定されておらず、ファンの間では「ブレーメン」「ルバート」「雨とカプチーノ」が主な比較対象となっています。
曲名 | リリース年 | 類似点 | ファンのコメント例 |
---|---|---|---|
ルバート | 2024年 | ジャズ調、6251進行 | 「火星人、ブレーメン、ルバートあたりのヨルシカやりたい」(@Homeless3_1) |
雨とカプチーノ | 2019年 | イントロと終盤のメロディー | 「雨とカプチーノのイントロが火星人の終盤に似てる」(@Re_plagiarism) |
都落ち | 2021年 | ポップな雰囲気 | 「都落ちの感じも少しあるなと思ってます」(Yahoo!知恵袋) |
まとめ:ヨルシカ火星人はブレーメンに似てる?【MVに左右盲】
以上ここまでヨルシカ火星人に似てる曲やMVへの意見についてまとめさせて頂きました!要点は下記のとおりです
・「ルバート」「雨とカプチーノ」「ブレーメン」に似てるという意見が多い
・「左右盲」のMVと似た構図に対して「セルフオマージュ?」と気になる声多数
今回は最後までご覧いただきありがとうございました!!
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