2022年12月3日から公開されている映画スラムダンク「THE FIRST SLAM DUNK」において、原作のシーンの中でもファンが多い「魚住純のかつらむきシーン」がカットされたことが話題になってますね!そこで今回は、映画スラムダンクにおいてかつらむきシーンがカットされた理由について考察しました!
魚住のかつらむきがカットされた理由は?
まず早速魚住のかつらむきがカットされた理由に関してですが、12/4時点において真相は不明です。製作チームのみ知りえる情報でしょう。ただ、数々のファンの考察がSNSにあったため、それらの情報をまとめさせて頂きました!
①包丁コンプライアンス問題
まず多かったのはこちらの意見です!「そもそも包丁をバスケの大会、コート上に持ってきてはいけない」「令和のコンプラ的にアウトなのでは?」という意見が多数でした!
もちろん原作の当時からその視点はありましたが、当時から世の中の危機意識や教育の考え方はさらに変化し、コンプライアンス的にもそのようなシーンを入れるのをやめようという事になったのは想像できますね!
②時間の尺的に入れられる時間がない
続いて多かった意見はこちらの意見です!今回のTHE FIRST SLAM DUNKの映画は、約2時間という事でかなり少ない時間で「湘北と山王の試合」、「宮城リョータの生い立ち」「各メンバーの想い」などを集約しております!
その点からすると、過去の綾南との試合背景や魚住の想いを入れてしまうと、全く時間の足りない構成になってしまうのに加えて、本当に伝えたいエピソードが何なのかぶれてしまう可能性もありますね!その点でいうと渋々カットされたのも納得がいくかと思います!
③話の流れからして「誰?」となる問題
こちらの意見は初見の方を思うとこのような意見となります!THE FIRST SLAM DUNKは宮城リョータの物語を中心に据え置きながら展開していることを冒頭から見ている中、赤木が倒れた後に突然謎の大きな板前が登場すると、「混乱してしまうのでは?」との判断でしょう。
映画の流れからすると少し前に登場していた「全国を否定していた赤木の先輩」を登場させた方が話の流れとしてはスムーズですね!
下記の記事では宮城リョータが沖縄から引っ越した神奈川の地に関してまとめた内容となっていますので、良かったらご覧ください!
魚住のかつらむきシーンに期待していたファンは何故多い?
ここまで魚住のかつらむきシーンが話題となっていることについて気になるのは、なぜこのシーンのファンが多いのでしょうか?
・自分の高校(陵南)は来ることが出来なかったインターハイ本選で、ライバルが苦戦しているところを見捨てられなかった
・かつてのライバルが味方としての助言してくれる名シーン
・引退と同時に板前の修業を始めているが気になって本選も見に来てしまう気持ち
など、魚住の哀愁に読者自身の経験を重ねる方も多いシーンかと思います。このような愛されるシーンだからこそ原作ファンはカットされた映画について意見している状況なのですね!
原作から変更となった他のシーンは??
ちなみにTwitterを見ると、他のカットされたシーンについて意見されている方も多いようでした!下記の内容を見ると、やはり時間の都合上、ストーリーの風呂敷を広げすぎないような配慮をするため、カットされているような気がしますね!
カットシーン
「おい……見てるか谷沢……お前を超える逸材がここにいるのだ……!!
スラムダンク
それも……2人も同時にだ………谷沢……」
⇒安西先生の名セリフ。谷沢を知らない初見の方は混乱してしまいますね!
「北沢――北沢? 沢北じゃねーか…どあほう!!」
スラムダンク
⇒流川は特に言いませんでした!仙道が今回の映画では1秒くらしか出なかったため仕方なしです・・・
スラムダンク「大好きです。今度は嘘じゃないっす」
「やっとできたぜ オヤジの言ってたのが…ダンコたる決意ってのができたよ」
スラムダンク
「左手はそえるだけ」
スラムダンク
桜木の名言シリーズですが、今回はほとんどございませんでした!宮城リョータにフォーカスした映画であるからでしょうか??すべて過去の桜木花道の言動、行動があるからこそ発せられる言葉であることを考えるとこれらの台詞カットは仕方ないのかもしれないですね!
まとめ:魚住のかつらむきがカットされた理由は?
ここまで、映画スラムダンクにおいて魚住のかつらむきシーンがカットされた理由に関してまとめさせて頂きました!
・包丁コンプライアンス問題
・時間の尺的に入れられる時間がない
・話の流れからして「誰?」となる問題
以上の点から、魚住のかつらむきシーンがカットされたと考えられますね!
今回、様々な名シーンカットにより原作ファンからするとかなり酷評されている意見も多いですが、新たな考えを受け入れられる方からは絶大な支持を受けている映画でした!今後公式からの発表があればまた情報追記させて頂きます!今回は最後までお読み頂きありがとうございました!
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